wanna
wannaです。
この度はどうぞよろしくお願いいたします。
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-審査-
個々の要素に対する加点ではなく、動画全体のバランスを鑑み、総合値として採点を行います。
純粋な評価の妨げになる気がするので、算出における詳細なルール等は設けませんが、
ザックリな指標として、10年程度のキャリアの中でなんとなく目指してきたもの(=僕が好きなもの)をいくつか記載しておきます。
1.心地良さ
つまるところ、オンライン上でのペン回しは一種の映像表現であり、
優れた映画のように、視覚的快楽がもたらされるものが好きです。
各々が持つリズムを乱さず、または違和感なく崩して再構成されるような、
見ていて心地の良いFSは「良質!」と思わされます。
また、技の難度や新規性については、正直なところあまり興味がない
(難易を判別できないと言った方が正しい)のですが、
複雑な指の動きであったり、これまでにないペンの挙動から生まれる
独自のリズムを上手に取り入れたFSはとても好きです。
(音楽を聴く時に、歌詞の内容には興味が湧かないけれど、その歌詞自体の持つリズムやメリハリに関しては気になってしまうし、一定の評価基準になり得る、といった感じでしょうか..)
2.リファレンスの昇華
何事も見様見真似から始まるのが常であり、誰もが唯一無二になれるなど到底無理な話ではありますが、
憧れを上手に昇華させる(アレンジ/サンプリング/オマージュ)ことで、ある程度の独自性は備わるものだと思っています。
そういった様々なリファレンスの集積から生まれる僅かなオリジナリティに魅力を感じます。
そしてやはり、参照元が透けて見えるものにはさほど興味が湧きません。
GPCで満たされるものはGPCを見れば良い、と僕は思います。
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以上です。
また、今大会ではフィードバック制度も設けられているので、お気軽にご連絡いただければと思います。
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-参考-
具体例があると分かりやすいかなと思い、以下3種に分けて掲載します。
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a. とりわけ熱心に取り組んでいた時期に好きだったもので、今でも良いと思えるFS
b. ここ1,2年で好きなFS
c. ある程度評価できる自分のFS
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-言及必須項目-
・環境と画質
・手以外の使用や立ち回し
上記2点とも、前述の指標(心地良さ/リファレンスの昇華)が多少なりとも満たされていれば、
どのようなフォーマットでも問題ないと思っています。
aoneko
【審査のポイント】
下記項目を中心とします。状況に応じてA,B,Cなどのグレードで評価する可能性があります。
■構成
・最低1カ所は見せ場があるか
見せ場についてはもちろん1カ所以上あっても良いです。無駄がなくメリハリのある構成を加点傾向とします。
・〆技(〆方)
どのような技で〆ているかだけでなく、技の見せ方・技の運び方も加点に大きくかかわります。(新規性・独自性)
(この点は〆に限らず全体の技使いについても同様とします。)
・見ていて気持ち良いか
ペンを回す速度・切り返し・一時停止する技などについては
効果的な使い方と判断すれば加点、逆効果と判断した場合は減点とします。
■完成度
・手やペンのふらつき、突っかかりなどがないか
・技の軌道を綺麗に描き切れているか
・画面の中心で回せているか
・指遣い
■環境
・画質
・アングル
・照明(色合い、明るさ)
・画面全体に対して、手やペンの占める割合
・背景やペンの色の相性
FSが見やすい環境であれば基本的に減点等はありませんが、
動画としての雰囲気作りが突出していると感じた場合加点にもなります。
環境への評価はFSを見た後より、目に飛び込んできた時点で決まることが多い印象です。
手以外の使用や立ち回しについて特に制限はありませんが、
自身があまり用いない手法のため、加減点が大きくブレる(もしくは対象としない)可能性があります。
ポイントは上記の通りですが、フィーリングで左右されることも多いのがペン回しですので、
是非ご自身の感性を尖らせた動画をご提出ください。
Laku
【審査のポイント】
動画として『見返したくなる動画』、技術として『先進性』を評価の軸とし、FSの中で見せ場としての工夫が見られる動画や突出している技能・発想を高評価とします。
【審査項目】
・技、コンボ
新奇性・難易度・安定度を評価の対象とし、『先進性』の観点から新奇性・難易度に関して高く評価します。また、明確な突っかかり・減速など安定度を著しく損なう箇所がある場合は低評価の対象とします。
・構成
FSの中で技・動きを魅力的に見せるためのリズム・軌道・指使い・技の選択等の工夫を評価の対象とします。また、『先進性』の観点から見せ場となる技・動きが高密度である動画は特に高い評価をしますが、全体の中で冗長な動き・流れを切るような動きと感じられた場合低評価の対象となります。
・環境と画質
環境と画質は審査項目に定めませんが、環境に関してある程度整ったものを推奨します。特にカメラアングルに関しては技の見栄えに影響を及ぼし、上記の構成の項目の点数に影響を与えます。また、視認性に問題があるものは審査において悪影響を及ぼす可能性があります。
・手以外の使用や立ち回しについて手以外の部位の使用や立ち回しは他の動画と同様に審査します。