Rai
今回U18部門の審査員を務めさせていただきます、Raiと申します。よろしくお願いいたします。
○重要視すること
構成・完成度・環境を主に見させていただきます。難易度はあまり重視しませんが、使用しているペンによっては加点、減点がある場合があります。
〇構成
FSがまとまっていて、見せ場があり、締め付近や締めで盛り上がっているかを主に見ます。
また、構成に一貫性がある・見せ場やつなぎ、締め付近に独自性があると高評価です。
流れを悪く切ってしまう切り返しがあったり、見せ場や締め付近はありきたりなものだと減点となります。
難易度についてはほとんど重視しませんが以下のような場合は例外で減点にする可能性があります。
例として、BTやバレット等比較的重いor長いペンで、VPを使用した人のFSのような構成になっている等、露骨に難易度が低いと感じた場合減点とさせていただく可能性があります。
ただし、完成度がとても高く、ペン回し自体に魅力がある場合など、減点にならないこともあります。
※手以外の使用や立ち回しについて
こちらについては、私の手以外の使用・立ち回しについての知見があまりないため、公平性に欠ける審査になる可能性があります。それらを取り入れるのはOKですが、不自然と感じた場合、減点とさせていただきますのでご注意ください。
〇完成度
突っかかりの有無や円軌道を主に見ます。高難易度技や慣れてない技を入れるために無理をして円軌道が崩れていたりFSの流れを崩していると感じたら減点となります。
〇環境
ペン回しが見やすく、余計なものが映っていない環境が好ましいです。ただし、適度に物が置いてある方がいい場合もありますが、基本見やすければ大丈夫です。
ペン回しが見づらかったり余計なものと感じるものが映っていたりしたら減点する場合があります。
後述の、高評価FSの例の「JapEn14th fukrou」の環境が、アングル・光の量・ペンの色と机の色の組み合わせ・画質・机の上に物が適度に配置してある点で個人的にかなり高評価です。ご参考までに。
※画質について
・低画質でも高画質でも大丈夫です。ご自身のスタイルに合う画質を選択すればよいと思います。
・アスペクト比については、4:3もしくは16:9を推奨します。それ以外(例えばスマホの縦撮りなど)は非推奨です。見づらければ減点になります。
・フレームレートは30fps前後を推奨しますが、60fps前後もOKです。
・あまりにパラパラした画質(不適切な露出等が原因で)や、明るすぎor暗すぎで見づらいと感じた場合は減点とさせていただきます。
○高評価FSの例
JapEn15th iroziro
SpinFest2021 Nk
JapEn14th fukrou
以上となります。気合を入れすぎて完成度が普段より露骨に下がってしまうなどがないようにリラックスしたり、期限に余裕をもって構成を組んで練習と撮影の時間を長くして完成度を高めるのがいいと思います。
撮影はとても大変だとは思いますが、皆さんがベストな動画が撮れるよう応援しています。
Wabi
今回JapanCup U-18部門の審査員を務めさせていただくことになりましたWabiと申します。
○審査基準
環境、完成度、構成、独自性を重視します。難易度は一切見ません。
●完成度
重視するのは円軌道の美しさとガタつき等が無いかです。円軌道に関して、あえて見せ場で円軌道を崩すことは大丈夫ですが、明らかなミスや練習不足は減点対象とします。
●構成
まずは、FSが纏まっているかどうかです。しっかりと意図をもって構成を組み、その上見せ場や締めなどがハッキリしている動画を求めます。
また、見てて気持ちが良いか。流れを断ち切るような技や切り返しが入っていないかも重視します。詳しくはこちらの動画をご覧ください。
●独自性
独特の技、完成度や指などでもその人らしさがあれば加点対象です。
但し、独創性にとらわれすぎて基礎的な構成、技の完成度が疎かになっている場合は大幅に減点します。
立ち回し等の特殊な回しについては、構成、背景、服装など基礎的なものがしっかりしていれば高く評価します。
●環境
ペン回しが見やすい環境であれば加点致します。
露出やホワイトバランス、彩度等において、著しく不自然な色味であるなどの適切な画質でない場合は減点とさせていただきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
○高評価FSの例
JapEn14th fukrou
JapEn8th hash
HAL 3rd Malimo
TUv4
今回U18の審査を担当させていただくTUv4と申します。よろしくお願いいたします。
点数化による評価ではなく、各項目を主観で審査した上で総合的な順位付けをいたします。
[技・コンボ]
オリジナリティや新規性の高い技、採用率が低い技、既存の技ではあるが組み合わせが斬新なコンボ等が存在する場合は高評価となります。難易度については見ません。
手以外の身体部位の使用、立ち回し等の特殊なスタイルの場合でも、机上での回しと可能な限り同一の視点で評価いたします。
[構成]
視覚的な起伏に乏しいFSよりも、意図的な技の密度の調整(締めをインパクトのある技にし、締め前の部分にはシンプルなものを配置する等)がされたリズミカルなFSが好ましいです。
[完成度]
技に対して円軌道が綺麗に描かれていたり、工夫を感じられる緩急がある場合は高評価となります。
逆に過度のフレームアウト、不自然な突っかかりやもたつき、FSのテンポを感覚的に損ねている減速等がある場合は低評価となります。
[環境/アングル/画質]
画質の良し悪し、アスペクト比といった要素は評価に影響しません。
FSの魅力が最大限に引き出されていると思える画質や環境・アングルに整えられている場合は高評価となります。
逆に極端に見にくいと感じられる場合は低評価となります。
[高評価FSの例]
WT19 R4 Drowsy氏
Juzzle 4th Iteza氏
0+ the FINAL CeNti氏