昨日終了を発表した直後から、辞めないで欲しかったといったコメントがいくつも見られました。
このイベントが多くの方に愛されていたことがよく分かりました。こういった形にはなってしまいましたが嬉しかったです。
ご愛顧頂きありがとうございました!
終了の理由や後継イベントについて補足したいと思います。
全日本選手権とのバッティング問題を解消しつつ、JAPAN CUPの要素をペン回し界に残していくにはどうすべきか。
JEBの今後やペン回し界全体の事も含め、考え抜いた結果です。
JCの始まりは2018年でした。私がTwitterに投稿した大会妄想案が、当時管理人だったyngsさんの目にとまり、JEBでやりたいと声をかけてもらったことで本大会は誕生しました。yngsありがとう。
私にとっては、あの頃から5年たった今でも変わらず、JCは「僕の考えた最強の大会」です。動画オンリーの大会として、かなり質の高いものができたと感じております。
しかし、質を高くしようと突き詰めたが故、完全な玄人向けの大会になってしまったのも事実です。18歳以下や団体戦ではある程度エントリーはあったものの、個人戦では過去2回とも参加者数は少なく(10人とかでした)、「全国大会」とはお世辞にも言えない規模でした。(勿論その大会の中での順位は絶対で、優勝者へのリスペクトは変わりません)
私世代が日本チャンピオンと言ったらまずSEVENさんを思い出しますが、あの全国大会は300人くらい出ていました。さすがに日本一って感じがしますよね。どんなに質を高めても、JAPANを名乗るからには規模も大事だと思います。
大会名の問題もあります。全日本選手権とJAPAN CUP、ほぼ同義で紛らわしいんです。
他界隈では全日本選手権の通称=JAPAN CUPのところもあるくらい・・・。
これでは新規ユーザーの方々が混乱するかもしれません。
「JEB主催の全国大会」としては選手権に一本化した方がシンプルでわかりやすく、
参加者の取り合いも防ぐことができ、結果的にペン回し界の盛り上がりに繋がると考えました。
これで〝JEB公式の〟日本チャンピオンは年にたった1人になります。
以上がJAPAN CUP終了の理由です。誤解して欲しくないのは、あくまでこれは私の発案であり、JEB側から終了するよう言われたり、選手権に肩入れしている訳でもありません。
むしろJAPAN CUPが一度白紙になったことで、あらゆる制約がなくなり、また新たに良いイベントを作れると考えています。
JCにはペン回し界に残していくべき要素が沢山ありました。
・18歳以下の部
・団体戦
・動画オンリーの大会であること
特に18歳以下の団体戦は、初心者の方々が交流を広げられる機会として、必ず続けたいと考えていました。
という訳で、2018年にJAPAN CUPの妄想案を投下したあの時と同じように、
JCの後継イベント案をここに投下したいと思います。他に良い案があったり、一緒に何かやりたい方はぜひ声をかけてください。
ここまで読んで下さってありがとうございました!
JAPAN CUPに携わった全ての方々に深く感謝致します。
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以下、妄想です。
すべて私ZUMI、あるいはイベント企画団体主催のJEB非公式イベントとする。よって全日本ペン回し選手権大会とは競合しない。
★PEN SPINNING甲子園(仮)
動画審査オンリーの大会。日本に住んでいる18歳以下(高3相当)が参加可能。
JAPAN CUP団体戦(18歳以下の部)の後継イベント。
内容はそのままに、イベント特設サイトを作ったり、ビジュアル面を強化。
ネーミングもよりキャッチーに。
★SAMURAI SWORD(仮)
~PEN SPINNING ONLINE CONTEST~
動画審査オンリーの大会。
オフィシャルでオープンな全日本選手権があることで、
こちらは普及活動等気にせず玄人向け、アングラな大会としてさらに振り切ることが可能。
大会名はペン回し感なくてもOK。
参加資格:年齢、国籍、所属フォーラム不問。
ただし審査は日本スピナーのみとし、JC個人戦or団体戦の方式で対戦を行う。
ある意味、〝日本的な上手さ〟の世界一決定戦である。
従来の世界大会では、「日本スピナーが海外の価値観に合わせる」もしくは「海外で受けるスタイルの人だけが参戦する」という風潮があった。しかし、本大会ではその構図は逆転することになる。
日本スピナーはホームの意地を見せられるのか。
海外スピナーは日本の価値観にどれだけアジャストしてくるのか。
部門は次の2つで、JC同様1年ごとに部門を交互に行う。
・1on1
JAPAN CUP個人戦の後継イベント。大技VS小技のようなスタイルウォーズは全日本選手権でやるとして、こちらでは改めてスタイルによる細分化をした上で、よりディープな順位付けを行いたい。
・CREW BATTLE
JAPAN CUP団体戦(一般の部)の後継イベント。
6人1組だが、国籍やフォーラムを越えて自由にチームを組むことが可能。
海外スピナーと組んで大会に出よう!