審査員ごとの審査基準です。(敬称略)
Meves
- 難易度選択
自分の実力に見合った難易度の選択がなされているかを評価いたします。
ここでいう難易度とは、「技術的難易度」と「芸術的難易度」の2つに大別されます。
・技術的難易度とは「フォームや見映えを度外視しても、物理的に実現可能であるかどうか」という観点です。
・芸術的難易度とは「視覚的に快感を伴うかたちで表現できているかどうか」という観点です。
これらの要素を、ご自身の実力の範囲内で最大限発揮できているかどうかを、私の主観に基づき判断させていただきます。
独自性
FSにおける驚きやキャラクターに着目して評価いたします。
主に「新規性」と「個性」といった観点から審査を行います。
新しさの表現には多様なかたちがあり、個性と重なる部分も多く見受けられるかと思います。
また、そうした要素をどれだけ自在に使いこなしているかという点も評価の対象となります。
環境
FSを引き立てるステージや撮影環境に対して、どれだけ配慮が行き届いているかを評価いたします。
ペン回しの魅力を損なわないよう、余計な装飾を避け、情報量が抑えられた、かつ不自然にならない環境が理想的です。
たとえば、わざとらしくなにかのグッズが映り込んでいたり、単純に散らかりすぎなどにより、ペン回しだけに集中できないような環境は減点の対象となる可能性があります。
FSの魅力を底上げする要素として、環境への意識もまた重要な審査項目であり、実力者として意識しておくべき基本要素だと考えております。
各30点とし、「好み」の10点を加えて100点満点とします。
Spica
構成 20点
難易度 20点
完成度 20点
環境 20点
プラスアルファの加点要素 20点
構成⋯見てて無理のない自然な気持ち良い流れ等
難易度⋯ 技単体の難しさや技を繋いだ時の流れ自体の難しさ
完成度⋯円軌道の美しさ、技単体のブレの無さ
環境⋯ペン回しの見やすさ(アングル、適切な画質設定等)
プラスアルファの加点要素⋯上記4つ以外の要素で良いと思った部分(新規性や個性等) 新規性を採点項目に入れてしまうとオールドスクールのスタイルのスピナーが不利になると思った為スタイル毎の特性によって生まれる加点ポイントはこの項目に含まれます。
chillpan
参加者の皆さまが意識されている技やテンポを、FSの中でどのように取り入れ、
表現されているかを拝見いたします。
そのうえで、特に良かった点や、少し惜しいと感じた点についてもあわせて確認させていただきます。
ご自身ならではの武器や得意な技がある場合は、より高く評価されるポイントとなります。
技の使い方、技とコンボの難易度といった点を中心に見させていただきますが、減点については寛容な姿勢でおりますので、
どうぞご自身らしいスタイルを、自由にのびのびとご披露ください。