葉脈/Yohmyak 具体的に絞るほど、ジャンルに合わせてスタイルを曲げた動画を撮る必要が多少なれど現れてしまいます。であればざっくり分けて普段のスタイルのまま争える方が私は好きです。
ここが非常に大事なところで、「ジャンルや審査項目に合わせて調整する」という点を競技性として考えるかどうか、検討する必要があると思います。実際、過去のJCでは「審査のポイント」という形で各審査員が事前に好みや着目点を公表するというシステムをとっていました。
いかにその審査員に刺さる動画を撮れるか。これによって単なる人気投票とは異なる意義をもった勝敗がつけられていたと思います。
しかしながら葉脈さんのご意見の通り、スピナーの本懐としてはありのままで勝ちたいですよね。
これらを両立できるかは分かりませんが、以下のシステムを考えてみました。
「1本の動画が複数のスタンスから審査される」というイメージから、「スタンス方式」と名付けます。
スタンス方式
まずペン回しをざっくり2~4つくらいのジャンルに分けます。
今回は適当にCLASSIC、ORIGINAL、POWER、EXPERIMENTALとします。
審査員は各ジャンル3名ずつ。それぞれが独立した大会のように存在し、テーマ、審査項目等は各ジャンルごとに独自で作られます。
そしてこれらは事前に公開。(ここまでは2019個人戦と似てます)
エントリーは全ジャンル一緒に行われ、競技者はJCに各ラウンド「1本~4本」まで動画を提出することができます。
ZUMI FS1、ZUMI FS2 のようにファイル名を付けてもらい、スピナー単位ではなく、FS(作品)単位でのエントリーとなります。
提出されたすべての動画は全ジャンルでの評価対象となります。とりあえず1本動画を出せば、同時にCLASSIC、ORIGINAL、POWER、EXPERIMENTALという4大会に出場できるようなイメージです。
かつてJCであった、「自分がどのジャンルに提出すればいいか分からない」問題を解決できます。
また、複数提出OKのため、競技者のモチベーションに合わせて大会を楽しむことができます。
ありのままのスタイルで挑戦したい、とりあえず大会に出てみたいという方は1本だけ動画を出せばOK。
色んな角度から動画を見てもらえます。
複数ジャンルで上位に入りたい方や、それぞれの審査項目に合わせて撮ってみたいという方も、
4本まで動画を出せるので自由に挑戦が出来ます。
FS1はCLASSIC用、FS2はPOWER用というような、エントリー段階での分別は行いません。審査員の先入観をなくすためです。
また、普段のCVシーンなどを思い返してみても、自分が○○をテーマに撮ったはずの動画が、意外にも××の方で評価された、みたいなことが往々にしてあると思います。一括で管理することで運営側としても非常に楽になります。
4ジャンルは中身こそ別大会ですが、ラウンド数、スケジュール、決勝進出FS数(例:各10FS)は同一とします。
決勝進出FSの撮影者の数、つまり理論上は最大40名が決勝進出ですが、ジャンル内外での被りがあると思うので、これは当然変動します。ジャンルごとではなく、JCとしての決勝進出者発表が行われます。
決勝も予選同様、エントリーは一括で行われます。1本動画を出せば、全ジャンルで評価対象になります。予選では活躍できなかったジャンルでの逆転の道もあり。決勝も4本まで複数提出OK。FS単位で順位が付けられます。
最終的には、最大4人がJCチャンピオンとなります。
以上がスタンス方式です。
最終的に各ジャンルの王者が集結して・・・みたいな案もありましたが、一旦ここまでとしておきます。
皆さんのアイデアを教えて下さい!
一旦こちらの議題についてのアイデア募集は今月中を締め切りとします。